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開封済みのワインを美味しく保存するヒント:バキュバンと冷蔵庫の最強タッグ!

開栓後のワインを美味しく保つには「バキュバン+冷蔵庫」が最強!酸化を防ぎ、風味を長持ちさせる手軽で経済的な保存方法をご紹介します。

#保存方法#バキュバン

開封済みのワインを美味しく保存するヒント:バキュバンと冷蔵庫の最強タッグ!

ワイン愛好家の皆さん、こんにちは!

せっかく開けた美味しいワイン、一度で飲みきれずに残ってしまった…なんて経験はありませんか?

酸化による風味の劣化は避けたいけれど、どうすればいいか悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は、一度開けたワインをできるだけ美味しく保存するための、とっておきの方法をご紹介します。

ワイン保存の最大の敵は「酸化」

ワインは空気に触れると酸化が進み、風味が変化してしまいます。

特に、フルーティーなアロマが失われたり、酸味が際立ったり、さらには不快な匂いが発生することもあります。

これを防ぐことが、開栓後のワイン保存の鍵となります。

他の保存方法と比較:それぞれのメリット・デメリット

まずは、世の中にある様々なワイン保存方法について見ていきましょう。

1. ワインストッパー(単純な栓)

  • 方法: ボトルにコルクやシリコンなどの栓をするだけ。
  • メリット: 手軽で安価です。
  • デメリット: ボトル内の空気はそのままなので、酸化の進行を完全に止めることはできません。一時的な保存には向きますが、長期保存には不向きです。

2. 小瓶への移し替え

  • 方法: よく洗ったキレートレモンの小瓶(155ml程度)などに、空気が入らないようワインをなみなみと満たし、しっかりと蓋をして冷蔵庫で保管します。
  • メリット: ボトル内の空気を極力減らすことで酸化を遅らせ、冷蔵庫の低温で劣化を抑制します。飲みきりサイズで気軽に楽しめます。
  • デメリット: 複数の小瓶を用意し、移し替える手間がかかります。また、小瓶の種類によっては密閉性が完全でない場合もあり、筆者の体感ではこちらも1週間程度が保存の目安となり、それ以上の長期保存には向きません。

3. ワインセーバー(不活性ガス注入タイプ)

  • 方法: ワインボトル内に窒素ガスなどの不活性ガスを注入し、空気とワインが触れるのを防ぎます。
  • メリット: 酸化を強力に抑制できます。
  • デメリット: コストがかかる傾向があり、ガスボンベの交換が必要です。また、ガスがなくなるまで使い続けられるわけではありません。

おすすめの最強タッグ!「バキュバン」+「冷蔵庫」

さて、ここからが本題です。

私が個人的に最も優れていると感じる保存方法、それは

  • *「バキュバンで真空にした後、冷蔵庫で保管する」**という方法です。

バキュバンとは?

バキュバンは、ボトル内の空気をポンプで吸い出し、真空状態に近い状態にするワイン保存器具です。

ボトル内の酸素を極力排除することで、酸化の進行を大幅に遅らせることができます。

使い方も非常に簡単で、専用の栓をしてポンプで数回ポンピングするだけ。

カチカチという音が鳴れば、真空状態になった合図です。

冷蔵庫で保管する理由

ワインは、温度が高いほど酸化のスピードが速まります。

冷蔵庫の低温環境は、この酸化反応を抑制する効果があります。

また、光もワインの劣化を促進する要因の一つですが、冷蔵庫内であれば光の影響も防げます。

バキュバン+冷蔵庫の最強タッグのメリット

  • 強力な酸化抑制効果 バキュバンで空気を抜き、冷蔵庫で温度を低く保つことで、酸化の進行を二重でブロックします。 これにより、開栓後のワインの風味をより長く保てます。
  • 手軽さと経済性、そして手間いらず! バキュバン本体は一度購入すれば長く使え、ランニングコストもほとんどかかりません。 先述の小瓶への移し替えも有効ですが、洗って乾かした小瓶を複数用意し、慎重に移し替える手間を考えると、バキュバンはボトルに直接装着してポンプで引くだけなので、圧倒的に手間がかかりません。 日常的にワインを楽しむ方にとっては、非常に経済的で楽な選択肢と言えるでしょう。
  • 様々なワインに対応 赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワイン(※専用の栓が必要)など、幅広い種類のワインに利用できます。

注意点

  • スパークリングワインは専用栓を スパークリングワインにバキュバンを使用すると、炭酸が抜けてしまう可能性があります。 スパークリングワインには、専用のストッパーを使用しましょう。
  • 保存期間の目安 バキュバンと冷蔵庫の組み合わせでも、無限に保存できるわけではありません。 筆者の体感では、ワインの種類にもよりますが、赤ワイン・白ワイン共に1週間程度は美味しく楽しめることが多いです。 もちろん、ワインの種類や状態によって差はあります。
  • 飲み頃温度への配慮(特に赤ワイン) 冷蔵庫で保管した赤ワインは、飲む際に最適な温度(一般的に12〜18℃)よりも冷えすぎています。 グラスに注いでから、少し時間を置いて適温にすることで本来の風味を楽しみましょう。

まとめ

せっかくの美味しいワイン、開けたからには最後まで美味しく楽しみたいですよね。

  • *「バキュバンで真空にした後、冷蔵庫で保管する」**という方法は、手軽で効果的な、まさに最強の保存術です。

ぜひ皆さんも試して、ワインライフをさらに豊かにしてくださいね!

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