以下は『ワインがもっと美味しくなる12の実験』の巻末付録:記録シート&自己分析ページの原稿です。実際に印刷・コピーして使えるように、記入項目や使い方の説明も丁寧に記述し、マークダウン形式で整えています。
📎 巻末付録:記録シート&自己分析ページ
📝 ペアリング記録用テンプレート
■ 使用方法
このシートは、毎月のペアリング実験や日常のワインと料理の組み合わせを記録するためのテンプレートです。 「何が合っていたのか?」「どこが惜しかったのか?」を具体的に書き残すことで、自分の味覚傾向を言語化する力が養われます。
📄 ペアリング記録シート(1枚で1回分)
基本情報
- 記録日:__________
- 場所/シーン:__________
- 天候/気温:__________
- 同行者(任意):__________
🧀 料理情報
-
料理名(メイン):__________
-
サイドディッシュ等(あれば):__________
-
料理の主な特徴(複数選択可):
- 塩味
- 酸味
- うま味
- 苦味
- 甘味
- スパイス/辛味
- 香りが強い
- 油脂・脂肪が多い
- タンパク質中心(肉・魚・豆など)
🍷 ワイン情報
-
銘柄:__________
-
生産国・地域:__________
-
品種:__________
-
ヴィンテージ:__________
-
ワインの主な特徴(複数選択可):
- 軽やか
- 重厚
- 高い酸味
- 果実味豊か
- 渋みが強い(タンニン)
- 甘口
- 辛口
- 樽の香り
- 香り豊か(アロマティック)
🔍 ペアリングの評価
-
第一印象(飲み始め): _________________________
-
料理とワインを合わせたときの印象:
項目 | 評価(◎◯△×) | コメント |
---|---|---|
味のバランス | ◎ ◯ △ × | __________ |
香りの調和 | ◎ ◯ △ × | __________ |
後味の印象 | ◎ ◯ △ × | __________ |
全体の満足度 | ◎ ◯ △ × | __________ |
💡 考察とメモ
-
この組み合わせがうまくいった理由/いかなかった理由: _________________________
-
次に活かしたいポイント: _________________________
🗂 ワインごとの評価メモ欄
■ 目的と使い方
ワインごとの評価を蓄積していくことで、「自分の好きなワインの傾向」や「苦手なタイプ」が明確になってきます。 料理との相性ではなく、ワイン単体での印象を記録しておくのがポイントです。
📄 ワイン評価シート(複数記録可)
- 銘柄:__________
- 生産国/地域:__________
- 品種:__________
- ヴィンテージ:__________
- 価格帯:____円前後
- 購入店・入手ルート:__________
評価項目(5段階評価)
特性 | 点数(1〜5) | コメント例 |
---|---|---|
香りの強さ・魅力 | 1 2 3 4 5 | 「ライチや白い花のような香り」 |
味わいのバランス | 1 2 3 4 5 | 「酸と果実味のバランスが良い」 |
飲みやすさ | 1 2 3 4 5 | 「軽やかで食事に合わせやすい」 |
印象に残った度 | 1 2 3 4 5 | 「もう一度飲みたい」 |
🧭 12か月後の「自分の好みマップ」作成ページ
■ ゴール:味覚の傾向を可視化し、選び方の軸をつくる
12ヶ月の記録をもとに、以下のマップに自分の傾向を記入してみましょう。 「よく登場したワイン」「好きだった味わい」「苦手だった組み合わせ」などから、自分だけの「好みのゾーン」が見えてきます。
🎯 味覚マップ(例)
縦軸:酸味の強さ|弱 ←→ 強 横軸:重さ・ボディ|軽 ←→ 重
軽
┼────────────
酸味弱 │
│
│
│
│
│
┼──────────── 重
│
酸味強│
│
※このグラフに、飲んだワインを「◯」や「★」でプロットしてみましょう。 同時に、「好き」「普通」「苦手」などの記号を添えると傾向が見やすくなります。
📝 自分のまとめコメント
- 好きな傾向:________________
- 苦手な傾向:________________
- 今後深めたいテーマ:________________
- この1年で変わったこと/気づき: _______________________________
✨補足:コピーして繰り返し使う工夫
- 記録シートをPDF形式で保存/印刷してファイリングすると継続しやすいです。
- デジタル管理する場合は、スプレッドシートやノートアプリに記録テンプレートをコピーして使うと便利です。
- ワインと料理の写真も添えておくと、後から見返したときの記憶の定着がアップします。
🎁 おわりに
この巻末資料は、「知識の記憶」ではなく「体験の記録」のためにあります。 小さな気づきの積み重ねが、あなたを“自分なりの最高のペアリング”に導いてくれるはずです。